ロジャーズ の 傾聴 技法

ロジャーズ

Add: xutot92 - Date: 2020-12-16 07:52:55 - Views: 6801 - Clicks: 8178
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人と適切な距離が取れるようになる 14. 傾聴ということばが今日のテーマにありますが, 傾聴もロジャーズからきた言葉です. カウンセリングの歴史は古代の原始宗教にまでさかのぼることができます。古代ではシャーマンと言われる祭司、族長、宗教家などが今でいう医療的なケアをおこなっていました。その中には悪霊憑き、今でいう精神疾患のケアも行っていたようです。そうした役柄が現在のカウンセラーによるカウンセリングの原型であると言われています。 キリスト教が誕生してからは、牧師や神父が教会内での告解、懺悔などを聞く役割を担っていました。そこでは罪を告白するということを通し、自身の悩みや葛藤を誰かに話し、それによって精神的なしがらみから解放されていました。こうした事柄もカウンセリングの原型と言えるでしょう。. カール・ロジャーズ(1951年)によると子供は、他人からの肯定的関心と自己価値という二つの基本的なニーズを持っているとしています。 自分についてや、自己価値について考えることは、身体的健康はもちろん人生における目標と野望と自己実現を達成することにおいて重要な基礎となっています。 自己価値は、非常に高いものから非常に低いものの連続であるとされていますが、カール・ロジャーズ(1959年)にとって、自己価値が高い、つまり自分に自信があり、自分について肯定的な感情をもつ人とは、なにか困難に直面したとき、その失敗や不幸を受け入れて、さらに他人に対しても開放的になれる人です。 一方で自己価値が低い人は、人生においてあらゆる困難を避け、人生には苦しみや不幸があるということを認めずに他人からも保守的であるとしています。 ロジャーズは、自己価値とは幼少期に発達するもので、母親と父親とのやり取りの間で形成されると考えていました。成長するにつれて、特に重要な人との交流は自己価値の感情に影響をもたらすのです。 さらにロジャーズは、他人からも肯定的にみなされるべき、つまり私たちは価値を感じ、尊重され、愛情をもって扱われるべきだと確信しています。 肯定的な他人からの関心は、他人が社会の中でどのよう自分を評価し、判断しているのか、ということによって成されますが、そこでロジャーズは、無条件の肯定的関心と条件付きの肯定的関心を区別しました。.

カウンセリングの基本的技法(傾聴的態度と受容) ア うなずき(相づち). 聴く⇒「積極的な姿勢」でキク 「傾聴」とは、積極的な姿勢で「聴く」ことを技術として体系化したものです。分かりやすいイメージとして「十四の心で耳を傾ける」とか「十の目と心と耳を傾ける」方法というように講義などで解説を受けることが多いと思います。. 1940年にロジャーズは「心理療法におけるいくつかの新しい発想」という発表で「相手に成長が生じるような非指示的な治療」の重要性を語り、続く1942年に出版した著作「カウンセリングと心理療法:実践のための新しい概念」において「クライエント中心」という表現をもって非指示的な療法観を明確に著しました。 この「クライエント中心」の非指示的療法が今日の「来談者中心療法」です。 児童虐待防止協会などで「カウンセラーの考えの押しつけや強圧的な態度では一時的な効果しか望めない」と経験したロジャーズは、カウンセラーとクライエントの関係性に着目するようになり、人間の成長と変容を促す技法として「来談者中心療法」を創始したのです。人は誰しも、自分がどうありたいかという自己概念と現実世界で経験することの食い違い(「不一致」と呼ばれる)に悩んでいるものです。この食い違いの度合いが大きくなると、不安定な状態や問題行動につながりやすくなると考えられています。そこで、個人の価値観や意義を認め、クライエントの自己成長力を信頼するという、ありのまま受容する考え方により、クライエントも自身を尊重して価値あるものと理解できるようになるとロジャーズは考えました。. ロジャーズは、人間には生まれつき自らを維持し、強化し、実現する傾向と力を備えているとし、これを「実現傾向(actualizing tendency)」と呼びました。 そして、この傾向が最大限に発揮された状態を「十分に機能する人間(Fully Functioning Person)」とロジャーズは表現し、来談者中心療法が目指す最大の目標です。 この実現傾向を後天的な自己防衛(防衛機制)の働きによって妨げてしまうことがあり、それによって人は心理的に問題を抱えます。自己防衛は実際の経験とセルフイメージ(自己概念)が一致しないことが原因で起こると考えます。. 「自分は臆病者だ」「俺は短気でキレやすい」「私はカワイイ」 自分が自分にどんなイメージをもっているか、また自分で自分をどう評価しているかといった自己に対するイメージを「自己概念」と呼びます。来談者中心療法では、自己概念が人間の行動を規定し、自己概念が変わることで自ずと行動も変化すると考えます。 例:「婚活女性」 客観的に容姿に恵まれた女性が、願望はあるのに結婚できない、それどころか彼氏もろくにつくれない。こうした女性は、「私に合う男性が居ない」「私には魅力がない」「男性と親密になれない」といったネガティブな自己概念を持っていることが多い。 逆に、ルックスが恵まれているとは言えない女性でも人並み以上に男性と交際し、理想の結婚をする女性もいます。そんな人は「私は男性を幸せにできる」「私には魅力がある」「私は男性に好かれる」といったポジティブな自己概念を持っているものです。ポジティブな自己概念を持っていれば、仕草や行動が魅力的になり、積極的に男性へアプローチすることができます。. その言葉にこそ耳を傾けるのが傾聴。 だから「傾聴は相手の話を正確に聞くこと、聞けること」と塾ではお伝えしています。 今の社会での来談者中心療法の可能性.

こんにちは。どいつよしです。 h29年1月に『傾聴・心理臨床学アップデートとフォーカシング―感じる・話す・聴くの基本』という本を出されていて、ロジャーズの理論についても詳しい、関西大学大学院教授の池見陽先生の講座に参加してきました。. 足は床につける 3. 今回は今日のカウンセリングに影響を与えた理論家を紹介するシリーズの第1回として、「カール・ロジャーズ」と「カール・ロジャーズ」が創始した「来談者中心療法」を解説しました。クライエントの関係構築やカウンセリングのベースとなるのが、ロジャーズの「来談者中心療法」です。ロジャーズの人物像から理論への理解を深めるのも一つの手段です。 また今日のカウンセリング技法が、どのような考えのもとにどんな過程で確立されたのかがわかると、スキルを習得するのにも実際にカウンセリングを行う際にもさらに熱が入ることでしょう。. 傾聴というとオウム返しでしょとか、そいった技法ばかりが取りざたされますが、 聞く態度や関わり方がとっても大切であり、 クライアントに対する信頼がその基盤にあるのです。 僕たちはロジャースから学ぶことが沢山あるのです。. 3 第5条件「共感的理解」. このロジャーズが提唱した来談者中心法は技法に走るより、カウンセラーとクライアントの人間関係を重視し「積極的傾聴」を主張したものであり、「傾聴」はカウンセリングの基本ともいうべき聴き方」であり、あらゆるカウンセリングの基礎と考えられ.

腕を組んだりしない 言語的な応答 1. 症状が治まったり、軽減したりする 8. ロジャーズの提唱した「カウンセラーの態度条件」をはじめとする基礎理論は、カウンセリングを学ぶ私たちにとって、もっとも大切とされる「聴くスキル」を修得するために必要となる中心的な指針となっていおり、近年の普及率は精神分析をしのぐほどです。 普及している理由としては、他の理論に比べ学びやすく、初心者が実施してもクライエントを傷つけるリスクが少ないことが挙げられ、非医師であっても実施が可能です。 また、相談者を「患者」ではなく「クライエント」と呼び、面接者と相談者をヨコの人間関係としたことが共感を呼んだからだと言われています。 この療法の基本的な考えは、個人のパーソナリティを「自己概念」と「経験」の一致・不一致から説明しており、不適応や病理は「自己概念と経験の不一致」から起こると考えます。また、カウンセラーに必要とされる態度条件を示しており、言語的コミュニケーションを中心とした面接(カウンセリング)によって、クライエント自らが気づき、成長していく過程をカウンセラーは援助する姿勢をとります。 提唱者:カール・ロジャーズ 人物紹介|カール・ロジャーズの生涯. 傾聴とは、カウンセリングにおける対話(コミュニケーション)技法です。 ロジャーズ の 傾聴 技法 この記事では、カウンセリングの場面における、傾聴の由来や、悩みや不安・問題の解決を進めていくうえでの傾聴の具体的な技法を、心理カウンセラーの視点からご紹介していきます。. .

来談者中心療法においての病理は「自己不一致」であり、治療目標は「自己一致」の状態です。そして、自己不一致へ陥ってしまう要因は、あるがままの自分を無視し事実とは異なる思い込みの自分が本当の自分だと信じてしまうからです。 【歪曲】事実:「絵画コンクールで受賞」⇒自己概念:「自分は才能がない」⇒防衛機制:「受賞はまぐれだ」 ⇒才能という事実を認めることができないため、いいわけをする。 【否認】事実:「浮気をした」⇒自己概念:「浮気はよくない」⇒防衛機制:「他人の浮気を叱責する」 ⇒不倫をした事実を無かったものとして、意識しないようにする。 あるがままの自分と自己概念が一致しない場合、あるがままの自分によって自己概念が壊されてしまうのではないかという不安や恐怖をもつことになります。この不安や恐怖を克服するために歪曲や否認といった自己防衛が起こり、その結果が「自己不一致」です。 ロジャーズ の 傾聴 技法 自己不一致から自己一致へ 初めからあるがままの自分(事実)を認めて自己概念をつくることができれば、自己概念があるがままの自分に脅かされる心配はなくなります。 例1:「自分に才能は無いと思っているが、人には負けない努力と受賞するだけの実力をもった人間です」 例2:「浮気を認めてはいけないと思っているが、私も一時の感情に流されてしまう弱い部分はある」 事実を取り込んだ自己概念をつくることが来談者中心療法の治療の目標です。. それでは非指示的な療法とはどのようなものか、具体的に説明しましょう。ロジャーズが重視したカウンセラーとクライエントの関係性のあり方については、1957年に発表された論文「セラピーによるパーソナリティ変化の必要にして十分な条件」に下記の6つが明示されています。なお、下記でセラピストと呼称されているのはカウンセラーのことです。 (1)2人の人間が心理的な接触(ラポート)を持っていること (2)第1の人(クライエント)は不一致の状態、傷つきやすい状態、または不安な状態にあること (3)第2の人(セラピスト)はその関係の中で一致している状態、統合している状態であること (4)セラピストはクライエントに対して無条件の肯定的配慮を経験していること (5)セラピストはクライエントの内的照合枠を共感的に理解しており、その経験をクライエントに伝えようと務めていること (6)セラピストの理解と無条件の肯定的配慮が、最低限にでも、クライエントに伝わっていることクライエントに最低限伝わっていること さらにロジャーズは「これ以外の条件は必要ない。もしこれらの6条件が存在し、かつ、それらがしかるべき間、存在し続けるなら、それで充分である。建設的な方向に人格が変容する歩みが、結果として生じる」と論じています。. 傾聴を行うとき、セラピストは仮面や見せかけではなく、ありのままの自分でいることが必要です。 ここでいう「一致」とは「体験と意識とが正確に合致している」という意味です。セラピスト自身が今この瞬間に感じていることについて正確に理解している必要があります。 その意味でいえば、クライアント(話し手)は、問題を抱えている時点で何らかの「不一致」があるんですね。自分の感情への理解がどこかズレていて、自分をありのままに受け入れることができない。だからこそ傷つきやすく、不安定な状態なのです。 それに対してセラピストは、少なくともクライアントと向かい合っている時間だけは、自分自身の感情と理解が一致していることが必要になります。 1.

カール・ロジャーズは, とても研究熱心な心理学者で. それがロジャーズの言う「共感」であり、これこそセラピーの本質的なものであると語っています。 このとき、セラピストはクライアントが述べていることについて、「いい」「わるい」とか「正しい」「間違っている」などのジャッジを下すことはありません。 クライアントの「気持ち」や「語っていること」に疑いをはさまず、そのまま理解することが大切になります。 また、話を聞いているときに受け答えする声の調子も、クライアントの気持ちを十分に共有していることが必要です。. See full list on dialog-coach.

来談者中心療法のカウンセリング技法は「あいづち」「繰り返し」「要約」といったカウンセラーの態度条件を土台とした傾聴技法を用いた洞察法です。傾聴技法については別項にまとめてありますのでこちらをご参照ください。 来談者中心療法は、クライエントを受容し共感的に話を聴くだけのような療法イメージを持つ人がいますが、そうではありません。 積極的な自己開示も必要であり、カウンセラーとして自分が感じたこと思うことをクライエントの枠組みで表現することが出来なければならないことも知っておく必要があります。 クライエントの健常度や問題によっては、傾聴技法による治療は限界があると言われていわれていることも事実ですから、それぞれのケースにおいて適した理論や技法を用いることも必要とされてきます。. . 実存的な生活:生活の中で起こる様々な経験に触れながらも、先入観はなるべく取り除きます。過去や未来を見ながら生きるのではなく、現在の生活今この瞬間を生きることで感謝が生まれます。 3. 来談者中心療法では、クライエントとカウンセラーを治療者と患者というタテの関係ではなく、一つの人格としてお互いを尊重したヨコの関係であることを条件とします。 カウンセラーとクライエントがお互いに防御の無い関係を築くと自己概念は変容すると考えるので、カウンセリングの面接では、主導権をクライエントがもちカウンセラーは一方的な助言や忠告を避け、徹底してクライエントの立場に立った受容的な傾聴によって洞察を進めていきます。. 自己洞察できる 10. 主体的に生きられるようになる 7.

カウンセリングという言葉は非常に多義的で、さまざまな意味合いで使われることがあります。最近では美容院や不動産屋さん、結婚相談所、コールセンターなどでも接客を「カウンセリング」という言葉で表現しているところもあるようです。カウンセリングという言葉も世間的に認知され、広く知られるようになったということでしょう。しかし、ここでは、もちろん心理学的な観点や心の問題の解決のためのカウンセリングに限定して書いています。 また、最近では新型コロナウイルス(COVID-19)によって来室がかなわないことが増えてきています。そのためSkypeなどによるオンラインカウンセリングという手段も以前に比べるとメジャーになりつつあります。当オフィスでもオンラインカウンセリングをしているので、ご興味があればお問合せください。 カウンセリングがどういったものであるのかを少しでもイメージすることができたらと思います。. 一致(セラピストがその関係の中で一致した人間であり、ありのままの自分でいることができるとき) 3. 1 第3条件「自己一致」 3. 1 ロジャーズの傾聴の3条件は「傾聴の技法」ではない。 2 ロジャーズの傾聴の3条件とは? 3 論文で示されている傾聴の3条件. ふたりの人間が、心理的な接触を持っていること。 2. 自然に視線を相手に向ける、凝視するわけではないがなるべくそらさないようにする 身体言語に気をつける(態度は言葉以上にものを伝えます) 1.

来談者中心療法では自己概念が経験と一致した状態を最も望ましいと考えます。 自己概念の不一致:自己概念と行動(体験)が一致していない。 例1:自分は正直者だと思い込んでいるが嘘をよくつく 例2:いじめを受けていながら笑顔(ひきつった)を浮かべている. カウンセラーはこの関係のなかで一致しており、統合されてい ること。 4. 訊く⇒「尋ねる」意味でのキク 3.

これまでの医学では主に個々の医師の経験則を頼りにした治療行為が多く行われていました。しかし、それでは何が本当に効果があるのか、何が効果がないのかが分かりません。また本来なら効果がない方法なのに、効果があると勘違いしてしまうこともあります。こうしたことは非常な弊害になります。 そこで、個々人の主観ではなく、実際のデータから効果のあるなしを判断していき、効果のあるものは残し、ないものは廃止していくことで、有益な方法だけを積み重ねていくことができます。 これは医療や医学だけではなく、カウンセリングにもその理念は有効です。これに関しては膨大なデータや研究の種類があるので、ここでは述べきれませんので、興味のある方は以下の書籍を読まれると良いでしょう。 M,クーパー(著)「エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究-クライアントにとって何が最も役に立つのか-」岩崎学術出版社 年. Ⅴ傾聴の技法傾聴の必要十分条件 1. 受容(セラピストがクライアントに無条件の積極的関心をもつとき) ロジャーズ の 傾聴 技法 4. 創造性:創造性のある思考やリスクのあることができるのも人間の特徴です。常に安全な道を選ぶというわけでは決してありません。これには変化に対応しながらかつ新しい経験を求めるという事が含まれているのです。 5. カール・ロジャーズ(1902〜1987)はアメリカの臨床心理学者で、現代心理学の3大潮流のうちのひとつ、第三勢力と呼ばれる「人間性心理学」 の代表的な人です。 厳格なプロテスタントの両親のもとに育ち、ウィスコンシン大学で農学を学んだ彼は、後に牧師を目指してユニオン神学校大学院に進みました。ところが次第に宗教的な思想から考えを広げ、心理学へ造詣を深めるようになります。さらに他人を心理学的に 援助することが仕事となり得るとも知り、ユニオン神学校大学院からコロンビア大学に転学し、臨床心理学と教育心理学を専攻しました。 ロジャーズはその後、ニューヨーク州ロチェスターにある児童虐待防止協会に就職。非行少年や恵まれない環境の子ども達のカウンセリングにも携わります。しかし、少年達がカウンセリングを終了しても再び非行行為を繰り返す様子を目の当たりにし、それまでのカウンセリング理論に限界を感じたのです。そして、問題行動を示すとある少年とその母親のケースでの経験から、後に「来談者中心療法」と呼ばれるカウンセリング理論を打ち出しました。これこそがロジャーズの最大の功績といえるでしょう。 オハイオ大学、シカゴ大学、母校ウィスコンシン大学などで教鞭をとる傍ら、数多くのカウンセリングと関わり、様々な研究や検証を行っています。後年は関心がグループ・エンカウンター(集団心理療法)へと移っていきますが、ロジャーズが創始した「来談者中心療法」における考え方はカウンセラーが体得すべき基本的な態度や姿勢であり、現在のカウンセリングの土台として受け継がれています。 また「患者」と呼ぶ代わりに、「クライエント」という呼称を初めて用いたのもロジャーズでした。. 怒り、恐れ、混乱. 問題への直面(クライアントが深刻で意味深い問題に直面している自分を認知しているとき) 2.

気持ちが整理される 3. カール・ロジャーズの心理療法論再考:著作Client-Centered Therapyに見る観察事実と概念 池見 陽, 峰山 幸子, 高地 知子 神戸女学院大学論集 48(2), 185-205, -12. 自己肯定感が高まる 4. 上記で書いたロジャースは自身のカウンセリングや来談者中心療法が本当に効果があるのかについて科学的な検証を行いました。効果があると単に主張するよりも、データを示したうえで主張する方が説得力を持ちます。 ウィスコンシン・プロジェクトと言われる研究をロジャースは行いましたが、これは一定の訓練を受けたカウンセラーが精神障害者に対してカウンセリングをすることでどれぐらいの治療効果があるのかを調べるという研究でした。また、カウンセリングでの会話をテープレコーダーに記録し、その分析も行いました。その結果はそれほど芳しいものではありませんでしたが、こうしたデータを示して、効果を立証する姿勢は現代では非常に重要なものとされており、ロジャースはその先駆けであると言えるでしょう。. 彼は、精神分析や行動主義の両方の決定的性質を否定し、人は様々な状況を知覚するために自然と行動するものであるとしています。 カール・ロジャーズ(1959年)は、人間は滞在的可能性が備わっていて、それが自己実現への傾向である、としています。 つまり、その潜在的な可能性・能力を最大限に発揮し、最高レベルの人間性を達成しようと試みることが自己実現だとしているのです。 ロジャーズ の 傾聴 技法 条件が正しければその力を最大限に引き出し成長することができ、周りの環境によって変化し、時にはその潜在能力を制欲する花のように、人も周りの環境が十分に満たされたものであれば潜在能力に達することができます。 しかし、花とは異なり人の潜在能力とは大変興味深いもので、それぞれの性格に応じて成長するようにつくられています。 ロジャーズは、人はそのように成長し実現の可能性を追うということは人そのものの性質であり本能的な良さであると信じていました。 さらに人は、乏しい自己概念や外部束縛に縛られた時にのみありのままの自分でいることが難しくなり、破滅的になります。 ロジャーズは、人が自己実現を達成するためには統合された状態になくてはならないとしています。 というのも、自己実現とは「理想の自己像(なりたい自己像)」が実際の行動(現実自己)と一致するときに起こるものです。 ロジャーズは自己実現をしている人とは、潜在能力を最大限に機能させたものとみなしています。 私たちが自己実現できるかどうかという主な決定要因は、実は幼少期の経験にさかのぼりると考えていました。. See full list on counselorweb. 傾聴とは、カール・ロジャースが提唱した クライアント中心療法の技法のひとつです。 一番最初は、カール・ロジャースは、 指示的療法(こうしたほうがいいというアドバイス等)が多い中で、 人には良くなる力をうちに秘めているのだ.

カウンセラーの自己一致 自己一致とは、偽りのない真実の姿を示し純粋であること、今ここでのカウンセラーの体験や感情を偽ることなく理解し一致していることであり。カウンセラーは、ありのままの自分を受け入れ、感情を否定や歪曲することなく理解し必要があればクライエントに伝えることができる。 共感的理解 クライエントの考え方、感じ方、見方を自分のことであるかのように体験できること。重要なのはクライエントの世界を「あたかも」自分のことのように感じることであり、同感することではない。 無条件の肯定的な受容 どんなにクライエントが矛盾していようと、否定的であったり、敵対的であったり、または好意的であっても、カウンセラーはクライエントを評価することなく、今ここのクライエントのありのままを理解し受容しようとする積極的な態度。カウンセラーは自身の価値観や常識に囚われず、クライエントの人格をかけがえのないものとして関心を向けます。. こだわりから解放される 12. 生活の質が向上する 11. ロジャーズの人格理論の中心にあるものは、自己、または自己概念の概念です。 自己概念は、「組織化された自分自身についての一貫された知覚と信念」と定義されています。 ロジャーズ の 傾聴 技法 自己とは、人間として自分が本来なにものであるかを示すために作られた人間的な言葉です。 自己は私たちの内面にある人格であり、これは魂やフロイドの精神に共通するものがあります。自己は生活のなかでの経験やそれらの経験から生まれた考えや解釈から影響を受けます。 その中でも自己概念に影響をもたらす二つの主な要因は幼少期の経験と他人からの評価です。 ロジャーズ(1959年)によると、私たちはみな自分が理想とし、イメージするような形で感じ、経験し、そして行動したいと感じ、意識しています。 自己のイメージと理想が近づけば近づくほど、私たちはより自己価値を高めることになります。 したがって自己の経験が受け入れられることなしに現実自己が否定されると、人は不統合状態になります。 自分はユニークな概念で構成されている、とすることが人道主義的アプローチであるとされていますが、自己概念には次の3つが含まれます。. 話の主導は相手にまかせこちらがしゃべりすぎない 4. ロジャーズの傾聴の3条件は、「傾聴の技法」と勘違いされることが多いのですが、技法ではありません。 傾聴の3条件は、カウンセラーとクライアントの二人の関係の中における、カウンセラー側のクラインアントに対する態度や関わり方を考察したもの. セラピスト:一致している(自分自身を深く受け入れている) これが傾聴の基本的な関係になります。 「一致」という概念は複雑で、私自身、現時点でどこまで正確に理解できているかは微妙なところもあります。とはいえ、ロジャーズの本を読むと、おおよそこんな風に説明してあるということは知っておいていいと思います。. 別の視点で考えられるようになる 5.

来談者中心療法とは? 提唱者 カール・ロジャーズ()アメリカの臨床心理学者。 カウンセリングの祖としても知られ、治療行為ではないという意味合いから、患者や相談者を「クライエント」と呼ぶようになりました。. 学科試験でも 3つの基本的態度 を中心に出題率は高めになっていますし、実技においても重要な理論になりますので、しっかり勉強していきましょう。.

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